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英語でも日本語でも楽しく学べるNational Geographic

世界中の自然と動植物、古代文明と遺跡、宇宙や科学についての最新のニュースやレポートを一般の子供から大人までを対象にして、美しいビジュアルと分かりやすい内容で伝えてくれる雑誌「National Geographic」をご存知の方も多いと思います。National Geographicは、「地理知識の普及と増進」を目的に、1888年1月、初代会長を務めたガーディナー・グリーン・ハバードなど有識者33名によって設立された世界有数の非営利団体NPO法人であることをご存知の方は少ないのではないでしょうか。

1万件以上の様々な調査研究や探検・実地踏査のプロジェクトを100年以上にわたって支援してきた実績も大きく、教育や公共活動への支援も含めると、年間60億円にも上ります。世界中の一般読者の購読料で、そうした活動費を賄っています。無料で楽しく学べるオンラインサイトも充実していますので、ご紹介します。

日本語版には、定期的にメルマガを受け取れる無料登録のWEB会員もありますが、全記事を最後までちゃんと読むためには、定期購読する必要があります。お子さまと一緒に無料の内容をまずお楽しみになってみて、必要とお感じでしたら、定期購読されることをオススメします。電子版980円/月と紙の雑誌+電子版11,000円/年の2種類があります。

 

National Geographic Kids

全て無料で楽しむことができる子ども向けの充実したサイトは、残念ながら英語のみの展開になっています。動物、自然環境、宇宙、科学といった分野で、楽しく遊びながら学ぶことができる素晴らしいコンテンツが満載ですので、英語教育も兼ねる形で取り入れてみては、いかがでしょうか。

クイズやFill-inなどのゲームは、楽しく英語を読んだり書いたりしていくことができます。Animalsは、動物図鑑になっていて、恐竜のページもあります。Exploreの中に、宇宙図鑑やお家でチャレンジできる科学実験集などがあります。大人と一緒なら4才くらいから楽しめる内容です。自分で字が読めるようになれば、一人でどんどん学んで遊んで楽しむことができ、小学校3・4年生くらいまで楽しめる内容になっています。

 

 

ナショナルジオフラフィック

動物、古代、環境、旅&文化、宇宙&科学という5分野についての様々なニュースを掲載しています。無料登録によって、メールマガジンを受け取ることも可能です。関連する書籍や雑誌「ナショナルジオグラフィック」とのリンクも豊富で、広く世界のいろいろな事象に興味を持って家庭学習を進めていくことができます。大人も十分楽しめる内容になっていますが、子ども向きに編集されていませんので、小さい子どもには、その子に合わせたコンテンツを大人が選んで一緒に読んであげる必要があります。

 

世界「人の影響が及んでいない土地」マップ、科学者が公開

4つのモデルを統合、私たちは地球のどこを守るべきか

2020.06.12

人間の往来・居住・生態系への影響・開発・産業利用などの観点から作成された4種類の世界地図から、人間の影響を余り受けていない地域を世界地図上に表示したレポートを紹介しています。影響度によって、緑の濃淡で示された地図から、世界の陸地の半分は、まだ人間の影響をほとんど受けずに残されていることが示されたということです。世界地図をクリックして、大きく表示すると、手付かずの自然の半分が砂漠であり、豊かな森林が残されているのはアマゾンの熱帯雨林のみで、他は、北米大陸の北部に広がる北方林やロシアのツンドラ地帯、チベット高原など寒冷地の針葉樹林であることが分かります。今後の地球の自然をどう守っていくべきか、親子で考えてみるのに、とても良い課題を提供してくれています。<中高学年向き>

 

動物大図鑑

16種類の哺乳類、12種類の鳥類、12種類の爬虫類、それぞれの生態を詳しい解説と画像で学ぶことができます。また、その動物に関連するニュースが、下の方に一挙掲載されますので、多角的に、その動物の生態と自然環境について思考を深めていくことが可能になっています。<4才〜>

 

ただ今、移動中です~これだけ違う動物たちの動き

チーターからテナガザル、ダチョウ、人間まで「動き方」はこう進化した

2020.05.31

いろいろな動物の歩く姿を、ページに埋め込まれた、骨格の動きで見るCG動画で面白く学ぶことができます。親子で、進化の過程についてディスカッションしてみても面白い内容です。<4才〜>