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Black Lives Matterを理解するために親子で学ぶ The Civil Rights Movementから現在に至るアメリカの歴史

社会や政治に多くの人が大きな不満や不信感を抱いているのに、なかなか大きな変化が起こらない日本で暮らしている私たちには、アメリカの社会の劇的な変化変容に驚かされることも多いのですが、60年代の公民権運動の後、徐々に良い方向へ進んできた面もありながら、実情は置き去りにされてきた根深い問題が、黒人への人種差別問題です。現在コロナ禍の最中に、全米800都市に広がった「Black Lives Matter」の抗議デモを見て、アメリカが抱える黒人への人種差別の問題について、関心を持ち理解を深めることは、私たちが置かれている現在の日本の社会の状況についても、より深く考えていくことにつながるのではと思います。

戦後の日本の社会文化の変遷に大きな影響を与えてきた1960年代以降のアメリカの文学、映画、演劇、社会現象を理解していくのにも、その根底にある「The Civil Rights Movement」の歴史を学ぶことは、必須といえます。なんとなく知っているアフリカ系アメリカ人の公民権運動から現在のBlack Lives Matterに至るアメリカの歴史を、お子さんと一緒に英語学習を兼ねて改めて学んでみてはどうでしょうか。

 

Encyclopedia Britannica

Civil Rights

「公民権」とは何か、「人権・自然権」と、どう異なるのか、アメリカでの公民権運動の歴史、世界の公民権運動の歴史などについて、クイズなどの仕掛けや、豊富なビジュアルで解説しています。解説の文中の言葉からその言葉のページへと、きめ細かくリンクが貼ってあり、好奇心の赴くままに深く広く学んでいくことができます。

年間$74.95で、広告のないメンバーのみ閲覧可能な内容へもアクセス可能な「Britannica Online Premium」をサブスクライブすることもできますが、かなり広範に無料で利用することができます。このBritannicaで人文系のアカデミックな学習が、かなり深く広くカバーできますので、科学系のSmithsonian とセットで家庭でのリモート学習に取り入れれば、学校が休校になったりしても全然大丈夫なのではと思います。

 

Police brutality in the United States

今回のミネアポリスでの警察官による黒人男性殺害事件に至るまでのアメリカにおける「警察による残虐行為」の問題について、その歴史的経緯を深く学ぶことができます。今回の「Black Lives Matter」の抗議活動が、アメリカの歴史のなかで、いかに根深いものであるか学ぶのに、非常に参考になります。オススメのページです。とても長いですが、各タイトルで区切られていますので、少しずつ読み進めて理解を深めていくことができます。じっくり読み込んでいくに値する内容です。

 

 

Google Arts & Culture

アフリカ系アメリカ人公民権運動

タイトルは、日本語表記ですが、内容は全て英語表記です。ただスライドショーや画像のキャプションなど、中学生レベルのグラマーの平易な文章で構成されていますので、英語学習教材としても優れています。

画面上部に並ぶ14件のストーリーズは、それぞれのテーマによって構成されたスライドショーにより、歴史的な事件の経緯を豊富なビジュアル資料を交えて学んでいくことができます。記事の内容は、英語表記ですが、Google翻訳機能が使えるようになっています。

画面下の「この歴史上の出来事について知る」の写真の数々は、デフォルトでは「人気順」になっていますが、右上の時計のアイコン「時間別」をクリックすると時間軸での表示になり、歴史を学んでいくのには、こちらの方が見やすく便利です。

 

◆◆◆

 

公民権運動の最も重要な指導者だったMartin Luther King 牧師と、スパイク・リー監督の世代に黒人リーダーとして再評価された同時代の黒人活動家Malcolm Xのスピーチと、現在全米に広がっているBlack Lives Matter運動の中で、若き黒人女性活動家Tamika Mallory が、5月29日ミネアポリス街頭で行ったスピーチの動画をご紹介します。アメリカの政治活動におけるスピーチは、日本の政治家の演説とは異なり、かなり詩的で、聴く者の胸を打ち情念を揺さぶる力があります。繰り返される印象的なフレーズや、イントネーションの強弱、リズムの緩急など、英語という言語の醍醐味が最も発揮される場面といえます。そうした歴史に残る力のあるスピーチに耳を傾けることは、上記サイトで学ぶ「知識」にリアリティを持たせて、深い思索へと導いてくれます。

 

ENGLISH SPEECH  MARTIN LUTHER KING: I Have a Dream (English Subtitles)

1963年8月28日、公民権運動のリーダ出会ったMartin Luther King Jr. 牧師が、ワシントンでのデモ行進の時に行った有名な演説です。l繰り返される「I have a dream…」というフレーズをご存知の方も多いのではないでしょうか。英語の字幕付きで、4分弱の動画です。

 

Malcolm X’s Fiery Speech Addressing Police Brutality

1962年4月、モスクの外で、ロサンジェルス警察の職務質問を受け、Malcolm X率いるNation of Islamのメンバーである黒人が警察官に銃で撃たれ死亡するという事件が起きた。それを受けて「Police Brutality(警察の残虐行為)」について、Malcolm Xが行ったスピーチです。Malcolm Xは、イスラム教を信仰することで、白人社会とは一膳を隠したブラックコミュニティを築いていくことを理想とした活動家で、キング牧師の融和路線とは、異なる道を模索しました。キング牧師も、Malcolm Xも、暗殺されています。約3分の動画です。

 

Tamika Mallory full George floyd speech at Minneapolis May 29

2017年のウィメンズマーチを主催したアメリカの若き女性活動家Tamika Malloryによる、今回のミネソタでの公衆の面前での警察官による黒人男性殺害事件を受けて、全米で巻き起こっている抗議活動の中で、5月29日に行われたミネアポリス街頭でのスピーチ「State of Emergency Speech」です。とても聞き応えのある力のあるスピーチです。難しい言葉が、ほとんど使われていませんので、ヒアリングも容易だと思います。長さは約6分ほどです。(こちらは、大元のCNNの動画を探したのですが、UPされていませんでした。他社の動画は、カットされていましたので、止むを得ずこちらを掲載しました。)