・Baby (0〜1歳)
・Toddler (2〜3歳)
・Kids (4〜5歳)
・Lower elementary (6〜8歳)
・Age 9+ (9〜10歳)
・イベント
・アクティビティ
・読み物その他

PonoLipo 子育てチャンネル 2歳から3歳、音で遊ぶお歌絵本

 PonoLipo 子育てチャンネルは、自由が丘にある絵本と知育おもちゃのお店PonoLipo Shop 自由が丘から毎週月曜日に1テーマずつ配信していく「子育て応援」動画です。お子様の年齢・発達に合ったおもちゃと絵本の選び方・遊び方を、実際の絵本やおもちゃを通してお話しします。今回は、第16回目の配信「 2歳から3歳、音で遊ぶお歌絵本(前篇)」第17回目の配信「「 2歳から3歳、音で遊ぶお歌絵本(後篇)」をお届けします。
 4歳から7歳までの4年間ハワイで過ごし、Phonicsをある程度学び、英語の絵本を音読できるまでになっていた息子ですが、小学校2年生の3学期に日本に戻ってからは、日本語の漢字学習も始まっており、とにかく小学校の間は、日本での生活・学習を軌道に載せることに集中しました。中学に入学後、教科での英語教育が始まりましたが、それほど成績が良いわけでもなく、帰国子女として目立つのが辛いのか、こっそり辿々しく英語を発音する練習をしていたりするのを見ると、ハワイで4年間英語を学んだ経験が、全く意味のないものだったのかな…と、正直残念に思っていました。ところが、そうではなかったのです。大学受験を控えて高校時代に通わせた塾が、英語のリスニングに力を入れており、毎回塾の始まりにニューズウィークの記事などの朗読を聞いて、聞き取れた単語を書き出すというトレーニングプログラムがあるところでした。そこで、息子の英語聞き取り能力が、ほぼ完全な形で温存されていることが判明したのです。
 バイリンガルに育てるためには、2歳から8歳くらい、遅くとも10歳くらいまでに、英語の発音を聞き取り、正確な音を発音して話す能力を育まなければいけないと言われています。幸運にも、息子がハワイで英語教育を受けた期間は、この適齢期に当てはまっていました。その後、全く忘れ去って、過去のものになってしまったような英語の能力が、この時期に獲得したものであれば、ちゃんと温存されるのだということを、私は息子で実際に体験しました。家庭での英語教育は、教え込んだりするようなことを一切せずに、お歌やチャントなど、楽しく面白い感覚で、英語をいろいろ聞かせて耳慣れさせるということが大切だと思います。年限のあるお耳だけご家庭で適齢期に意識して取り入れれば、後は、本人次第でなんとかなるのではと思うくらいです。
 お子さんと一緒に踊ったり、体遊び・手遊びを工夫したりして、英語のお歌で遊ぶことを、2歳から3歳くらいに親子で楽しく取り入れられてはどうでしょうか。パパやママが先生になる必要はありません。ハミングしたり、手拍子を取ったりするだけでも構いません。楽しい!と思えば、子供は自然と耳なれて口ずさむようになります。そうしたら「すごいね!上手に歌えたね!」と、手放しで大喜びして褒めてあげましょう。どんどん楽しくお耳に入って来るようになり、どんどん歌えるようになり、自然と英語の音を聞き取れるお耳ができていくと思います。音楽教育で、絶対音階を育む時期も、ちょうど同じような年限ですので、お歌で英語を取り入れていくことは、音楽教育という側面からも、この時期ぴったりな遊びです。
 お声掛けしながら、周りの大人が子どもと一緒に遊ぶことが、何より一番の知育です。子どものおもちゃや絵本も、パパやママが、興味を持って楽しく遊べるものを選ぶことが大切です。

PonoLipo 子育てチャンネルでは、毎週月曜日に新しい動画を上げていきます。クリスマスシーズン中でもあり、2,3日前後することがございますこと、ご容赦下さいませ。今月は、今日から2歳から3歳までの赤ちゃんにおすすめの絵本とおもちゃをご紹介いたします。

動画で紹介されている絵本やおもちゃは、全てPonoLipo Shop 自由が丘で扱っているものです。ご紹介する絵本やおもちゃを参考になさって、動画で解説する条件を備えた類似の絵本やおもちゃを、ご自身のお好みでお選びいただければ幸いと存じます。