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PonoLipoのワークショップレポート(2)

★PonoLipo Clubワークショップ@PonoLipo Shop 自由が丘

2021年4月よりPonoLipo Shop 自由が丘にて、毎週定休日の月曜日と水曜日夕方から、PonoLipo Clubのワークショップが、マンツーマンで開かれています。月曜日は、SCRATCHプログラミング・ワークショップ、水曜日には、物語創作・絵本作りのワークショップが開講されています。

 

◆毎週月曜日:SCRATCHプログラミング コース<期間は、ご要望により設定>

SCRATCHプログラミングのワークショップは、SCRATCHを初め、多数のプログラミング関係の教本や書籍を執筆し出版されているジャムハウス代表の池田利夫先生が、講師をされています。マンツーマンの指導ですので、受講されるお子さんのレベルに合わせて、またその子の要望を汲んで、丁寧に一歩ずつ指導して下さいます。とても温厚で、ご自身も中学生と高校生のパパとして子育てを体験されていて、根気よく優しく教えて下さいます。

このSCRATCHのワークショップでは、SCRATCHのコミュニティーに、自分の作品をアップして、世界中の子供たちがアップしている他の作品のコードを見て、自己学習していけるところまで指導するのを最終的なゴールに設定しています。

現在、月1回ペースで受講しているアドバンスレベルの小学校4年生と、毎週ペースで受講している入門レベルの小学校1年生ふたりが先生の指導を受けています。マンツーマン指導なので、受講の頻度をその子のレベルに合わせて自由に設定できますし、受講料は当日都度払いですので、お子さんとご家族のペースで受講することができます。

◆毎週水曜日:物語創作・絵本作りワークショップ<3ヶ月間・全12回>

この「物語創作・絵本作りワークショップ」は、5歳以上を対象とし3ヶ月間のワークショップ全回参加で、ハードカバーの手のひらサイズの絵本を印刷製本して、最終的な成果物とします。一生記念に残る、世界でひとつだけの、お子さんのオリジナル絵本を作るワークショップです。

絵本の朗読を聴き、物語カードの創作ゲームで遊ぶ初回は、4歳さんからご参加いただけます。2回目から始まる物語創作のステップからは、5歳さんから受講可能で、5歳さんは、全回親子で一緒にご参加が、受講の条件となります。5歳さんは、まだ自分で作文用紙に物語を書けませんので、お子さんがお話する内容を保護者の方と講師とで聞き書きして、物語にまとめていきます。挿絵は、その子自身のイメージに基づいて、その子が自由に描いていきます。

このワークショップでは、耳から聴いた物語をイメージし、絵から連想して物語を繋げていき、言葉から想像を広げて、自分の言葉で物語世界を創作していくというステップを丁寧に踏んでいくことによって、イメージから表現につながる創造性の回路を開いていきます。自分の中から湧き出るイメージを、言葉と絵で表現していくことを体験的に学ばせていくのです。

幼い頃から、大人が期待する正解を言葉にするという教育を受け、「言われたものをみんなと同じように描く」という「お絵描き」しか、日頃体験していない子どもたちは、この想像力を育み創造性を高めるPonoLipoメソッドを体験すると、どんどんイメージが湧き出し、言葉や絵の表現も溢れるように豊かになっていきます。

4月中旬から7月半ばまで参加した5歳の女の子も、3ヶ月の間に、PonoLipoメソッドにより自分で物語を創作し、物語の表紙・挿絵として合計14枚の絵を描きました。クレヨンなどの画材は、PonoLipo Shopで販売しているヨーロッパの色数豊富で発色も美しいものなどを使用します。色紙や千代紙なども色柄をふんだんに揃えて子ども自身に自由に選ばせる、大変贅沢なワークショップです。

物語の各シーンをイメージして挿絵を描いていくプロセスでは、その子が描きたい場面にそって、遠近について、どこに視点を設定するか、暖色寒色の違いなど、絵を描く基本となる技法について、小さな子どもでも分かるように、おもちゃなどを使って「よく観察してどう見えるか考えながらイメージしていくこと」を実際に体験しながら丁寧に教えていきます。虫や動物がどんな様子なのか、お城はどんな形なのかなど資料が必要となる場面では、PonoLipo Shopに揃っている図鑑や絵本のサンプル本を自由に使って、その子のイメージの引き出しをどんどん増やしていきます。そうしたプロセスを踏まえて、どの場面をどう描くかは、子ども本人のイメージをベースにして自由に描かせます。

その5歳の女の子が自分で描いた絵を下に掲載しますので、日常幼稚園や保育園で、またお家でお子さまが描いていらっしゃる絵と比べてご覧になって下さい。この5歳さんは、ワークショップに通う3ヶ月の間に、自分の中に湧いてくるイメージを絵で表現するということにどんどん夢中になっていきました。その楽しさに目覚めたためか、お家でも夢中で絵を描くようになり、その絵の表現が、どんどん色も豊かになり、構図も面白く変わっていくのに、ご家族の皆さんも園の先生方も驚かれたということです。

日頃の園や学校でのアート教育に、もう一つ物足りなさを感じていらっしゃるのでしたら、ぜひこちらのワークショップへのご参加をご検討下さいませ。

 

初回の物語の朗読を聞いて、物語カードを使った創作ゲームで遊ぶというステップは、親子で4歳さんから参加可能ですが、2回目からの物語創作のステップからは、5歳さんからで、5歳さんは、全回保護者と一緒に参加していただきます。小学校1年生からは、初回のみ保護者同伴で、その後は、おひとりでの参加も可能となります。お子さんの送り迎えは、必ず保護者の方の責任でお願いいたします。

 

 

▶︎▶︎アフタースクールプログラムでの「ワークショップ」開講のお問い合わせは下記まで

担当:小高 miodaka@ponolipo.com 

※現在、月曜日は3時半〜4時半の回(毎週)と5時〜6時の回(隔週・月2回まで)が空いています。水曜日は、3時半〜4時半の回と、5時〜6時の回が空いています。開講期間が10月いっぱいですので、9月から3ヶ月プログラムでお申し込みの場合、3時半〜5時、4時〜5時半、または4時半〜6時という時間設定で計8回2ヶ月間という時間設定にて、おひとり様のみお受けできます。受講時間が1.5倍長くなりますので、1回の受講料も1.5倍となりますが、受講期間は9月.10月の2ヶ月間になります。

★PonoLipo Club ワークショップ・プログラムのパンフレットは、こちらをクリックしてご覧下さい!<ショップ店頭でもお配りしています>

▶︎PonoLipo Clubパンフレット表面

▶︎PonoLipo Clubパンフレット中面