【連載第27回】赤ちゃんにおすすめの絵本Vol.5〜冬のおはなし〜【Baby】

PonoLipoのスタッフMegさんが書く、赤ちゃんの子育てを応援するブログの第27回目です！

寒い冬の日、赤ちゃんと一緒にお家で時間を過ごすことが多くなります。抱っこしたり、ちょっとした遊びでご機嫌を取るのも、ワンパターンになって飽きて来たら、絵本を使ってみて下さい。物語を読み聞かせるというよりは、絵本の中に出てくる楽しい言葉のリズムやオノマトペの面白い音韻を楽しむ感じで読み聞かせてみて下さい。物語の途中で飽きるようなら直ぐに止めて、絵本を読んでと持って来たら直ぐに開いて続きを読んだり、その子の好きな場面喜ぶ場面を繰り返し読んだりして、「絵本を開くと必ずママが一緒に遊んでくれる」ということを、赤ちゃんの頃から親子の日常に丁寧に織り込んでいって下さい。

絵本を持っていけば、必ずママやパパが自分にアテンションしてお話してくれるということを刷り込んでおくと、子供は自然と不安な時、寂しい時に絵本を持ってくるようになります。こうしたポジティブなコミュニケーションの回路を開くという意味でも、絵本は、とても重要な役割を果たします。「絵本を持って来たら必ず立ち止まってお相手するけれども、理不尽な我儘や駄々をこねるやり方には応じませんよ」という規則を大人の側が意識して持っていると、子供は自然とその方針に馴染んでいきます。赤ちゃんの頃から、お互いに楽しく優しく気持ちを受け止め合う回路として、大人の方が、まずその意識を持って絵本を日常に取り入れてみて下さい。

お家で過ごす時間が長い冬の季節は、絵本を日常に取り入れるのにぴったりの季節です。赤ちゃんと一緒に過ごす時間を絵本を使って楽しんでみて下さい。