【連載第22回】親子で楽しいふれあいあそび Vol.5「キャベツの中から」【Baby】

PonoLipoのスタッフMegさんが書く、赤ちゃんの子育てを応援するブログの第22回目です！

今回は、赤ちゃんといっしょに遊ぶふれあい遊びを紹介しています。赤ちゃんをあやす時に、なんとなくワンパターンになってしまって、飽きてぐずるのを鎮めることができずに人前で汗をかくことが、結構あります。ここに紹介するような、短いふれあい遊びを日頃から、いろいろ取り入れて赤ちゃんと遊んでおくと、いざという時に役に立ちます。

赤ちゃんがぐずる時というのは、生理的なストレスがある場合か、心理的なストレスがある場合に大抵分かれます。生理的なストレスというのは、眠い、オムツが気持ち悪い、お腹が空いている、暑い、痒い、痛いという場合です。ほっぺが赤い場合は、暑くてぐずっている場合も多いので、首元から背中に指を入れてムッと湿っている時は、上着を脱がせたりして温度調節してあげると治る場合も多いです。特に寝入る時には体温が上がりますので、暑いと上手く入眠できず、根ぐずりがエスカレートしてしまう場合がありますので、気をつけて下さい。逆に大人しくじっとしていて良い子にしているなと思って、赤ちゃんの顔を見ると青ざめていたり唇の色が青みがかったりしている場合は、温めて注意して様子を見守る必要があります。

こうした生理的なストレスが無い場合でも、静かにしていなければいけないと周囲の大人が緊張して不安を感じていると、赤ちゃんも不安になりぐずります。この心理的なストレスで起こるぐずりは、いっしょにいる大人の方も、一層慌てて焦りますので、どんどんエスカレートして大変なことになることも、ままあります。電車や飛行機の中、集会や宴会の席で大泣きになって慌てた経験が、皆さんおありだと思います。こんな時に、普段親子で楽しんでいるルーティーンの遊びがあると、赤ちゃんと二人だけの親密な世界に一緒にスッと入っていけますので、親子ともどもパニックに陥らずに乗り切ることができます。一つの遊びで気持ちが入らず逸れる場合は、次々違う遊びに誘うと二つ目三つ目辺りで、上手く治めることができます。パパママの方も、次はこれしようあれしようと一生懸命考えて赤ちゃんと向き合うことで、不安と緊張から抜け出すことができるためです。周囲の大人がリラックスすれば、大抵の赤ちゃんの不安と緊張はスッと消えて落ち着きますので、日頃こうしたふれあい遊びをいろいろレパートリーに加えておくと、大人の方が、いざという時に慌てず焦らずに落ち着いていられるということも大きいと思います。

子どもが、だんだん大きくなるにつれ、周囲の大人の言うことを聞けるようになるかどうかも、こうした赤ちゃんの頃からのコミュニケーションの積み重ねが大切ですので、赤ちゃんと二人だけの時に、いろいろと試してみて、赤ちゃんが面白がるツボを探して遊んでみて下さい。笑うツボ反応するツボが分かると、一気に赤ちゃんと一緒に遊ぶのが楽しくなりますからね。