PonoLipo 子育てチャンネル:自由が丘にある絵本と知育おもちゃのお店PonoLipo Shop 自由が丘から毎週月曜日に1本ずつ配信していく「子育て応援」動画です。お子様の年齢・発達に合ったおもちゃと絵本の選び方・遊び方を、実際の絵本やおもちゃを通してお話しします。第37回目の配信は「4歳から6歳、アートセンスを育む画材とアートブック」ということで、PonoLipo Shopで扱っているヨーロッパの画材と英語圏のアート系ワークショップや親子向けクラフトの本をご紹介します。
「口に入れても大丈夫」「自然素材でエコな」などといった触れ込みで、発色の悪い硬いクレヨンが、広く販売されていますが、PonoLipo Shopでは、とにかく発色が良く色数が豊富で美しいヨーロッパの画材ブランドのものを販売しています。筆圧の弱い子でも強い子でも、さぁっと気持ちよく色を塗ることができ、色も鮮やかで発色が良い画材を「夢中になって色で遊ぶことができる」という基準で選んでいます。
PonoLipoでは、スタビロやファーバー・カステルなどのドイツの画材ブランドを扱っていますが、これらのブランドは、プロ仕様の画材を出している画材専門メーカーです。ヨーロッパのプロ向けの画材ブランドは、必ず学校向け・子供向けの画材のラインを出しています。五感が鋭く脳の発達段階にある幼少期にこそ、美しい発色の良い画材が必要なのだという考えが根底にあるものと思われます。
幼少期のネガティブな体験やショックな出来事が、その子の人格形成に大きく影響を与えてしまうトラウマについては、広く知られていますが、逆も真なり。圧倒的に素晴らしい物事を体験する、息を呑むような美しいものに遭遇するというような、生涯記憶に深く刻まれる感動体験が、その子の人生に大きな影響を与えるということも、また私たちは経験的に知っています。子育ての時には、このポジティブな体験にフォーカスすると、意味のない不安にとりつかれることなく、ワクワク楽しい方に視野が広がっていくと思います。
私自身、持病のヘルニアが悪化し、鬱な心理状態になった時に、そこから抜け出すきっかけになったのは、着物の絹の感触が、呼び起こした七五三の日の晴れやかで誇らしい、愛情いっぱいの日の思い出でした。3歳の時に、親が祝福いっぱいの気持ちで一生懸命してあげたことが40代になった時に、娘の心の危機を救うことにつながる…。人間の心というのは、本当に複雑で深いものなのだと思います。子育てとは、そういう長期的な視野で考えていくものなのだと思います。
画材や素材を豊富に贅沢に揃えて、後は、その子の自由にさせるというワークショップが、欧米では主流です。そうしたアート系ワークショップの事例集やアート&クラフトのヒント集などもたくさん出ています。PonoLipo Shopでもたくさん扱っていますので、店頭でお手にとってご覧いただけます。
親子で夢中で楽しく、色や素材で遊ぶところから、ご家庭で始めてみて下さい。PonoLipo Shop自由が丘では、贅沢な画材を豊富に揃えて、子供自身が物語を創作して、オリジナルの絵本を親子で創るワークショップを開催しています。画材によって、自由度の設定によって、その子の絵が、どんどん変化していくのを目の当たりにすると、小さな子どもにとって、最初に使う画材がどんなに大切か実感できると思います。ご興味がおありの方は、staff@ponolipo.comまでお問い合わせ下さい。