PonoLipo 子育てチャンネル:自由が丘にある絵本と知育おもちゃのお店PonoLipo Shop 自由が丘から毎週月曜日に1本ずつ配信していく「子育て応援」動画です。お子様の年齢・発達に合ったおもちゃと絵本の選び方・遊び方を、実際の絵本やおもちゃを通してお話しします。第32回目の配信は「4歳から6歳、英語の読み書きにつなげていく絵本とおもちゃ 2」をご紹介します。
英語は、今やインターネット公用語としても大変重要ですが、日本では「聞く・話す」に重点を置いた幼少期のリトミックや英会話と、「読む・書く」に重点を置いた英語教育の間のブリッジとなるPhonics教育のプログラムが非常に弱く、そこに大きな溝があります。
ひらがなの習得と同様に、ここの部分は、文字の形とその音韻を意識させ、音韻とスペルの関係をパターンで学んでいくことが大切です。英語学習では、この音とスペルが類似の単語をイメージとセットにして、まとめて学習していくやり方をPhonicsと言います。Phonicsをベースにした絵本を読み聞かせたり、PhonicsのうちRhyme(語尾の音韻が類似の言葉で韻を踏んでいく)が楽しいマザーグースのお歌などを歌詞を見ながら、一緒に歌ったりする中で、少しずつ4歳〜6歳くらいの子どもが、「聞く・話す」から「読む・書く」もできるようにしていくのです。
英語多読学習という学習方法があります。英語の発音がそれほど完璧ではないパパやママでも、英語の絵本も日本語の絵本と同じように、沢山読み聞かせて、内容について(日本語でOK)一緒に話したり、面白がったりしていくと、子どもの方も、パパ・ママの方も、だんだん自然と英語が読めるようになってくるというのです。これは、私自身が、ハワイで息子と体験した英語習得経験に大変近いものです。
英語の発音などそれほど気にせず、英語も日本語も日常にいろいろな形で散りばめて、馴染ませて、親子でワイワイ一緒に楽しんでみて下さい。興味を持てば、子どもは自然と学んでいくものです。
一番のコツは、親が子どもと一緒に生徒になって学んでいくことです。親は、先生になる必要はありませんので、発音などあまり気にせずワイワイ子どもと一緒に英語に親しんで楽しんで下さい。発音は、スマホにスペルを入れてスピーカーマークをクリックして出る正確な音を子どもと一緒に聞いて練習すれば補えますので、ぜひ前向きに気楽に楽しむモードでチャレンジしてみて下さいませ。