PonoLipo 子育てチャンネル:自由が丘にある絵本と知育おもちゃのお店PonoLipo Shop 自由が丘から毎週1本ずつ配信していく「子育て応援」動画です。お子様の年齢・発達に合ったおもちゃと絵本の選び方・遊び方を、実際の絵本やおもちゃを通してお話しします。第28回目の配信は「4歳から6歳、ひらがなの読み書きにつなげていく絵本とおもちゃ」をご紹介します。
オミクロン株の感染拡大で撮影を中断しておりましたが、今月より撮影が再開されました。順次4歳から6歳までのお子さん向けの絵本とおもちゃと遊び方についてお話していきます。今回は、ひらがなの読み書きにつなげていく遊びについて、音読について、お話しています。
ひらがなの読み書きは、小学校へ入ってからでも遅くはないと思いますが、スマホの普及により、日常家庭の中で、子どもが文字や活字に接する機会が、ほとんど無くなっている現在の子育て環境を考えますと、やはり少し小学校入学前に、遊びやゲームという形で、文字や言葉に親しむ機会を、ご家庭で設けた方が良いように思います。
個性豊かな子ども達30人近くを一人二人の先生で教えるという学校の教室環境を考えれば、先生が一人一人の子どもに十全に目を配るのは、かなり無理があるなと思います。寄り添って絵本を読み聞かせたり、丁寧に文字を指でなぞりながら音読したり、ひらがなのカードや積み木を使って言葉遊びやゲームをしたり…。親子で、一緒に文字で遊んで馴染んでいくように工夫をしてあげることが大切だと思います。ひらがなの形と音を入れていく時に、手指でなぞったり、いじったりすることも、とても大切です。「あ」と言われて「あ」という形をイメージできるようにすることが鍵になります。いきなり書いて覚える前に、日常に散らばせて馴染ませ、遊んで親しむというプロセスを設けてあげると、自然に楽しくひらがなの読み書きにつなげていけると思います。