PonoLipo 子育てチャンネルは、自由が丘にある絵本と知育おもちゃのお店PonoLipo Shop 自由が丘から毎週1テーマずつ配信していく「子育て応援」動画です。お子様の年齢・発達に合ったおもちゃと絵本の選び方・遊び方を、実際の絵本やおもちゃを通してお話しします。今回は、第20回目の配信「 2歳から3歳、パズルのおもちゃ」をお届けいたします。今週はちょっと遅れての配信です。
パズルのおもちゃは、大好きと苦手に分かれやすいおもちゃのようです。得意な子は、2歳くらいから夢中になって、あっという間にピース数の多いパズルをどんどん作っていったりします。苦手な子を見ていると、イメージを回転させて、形の輪郭線に合うように嵌めるということが、よく分からずにパズルが苦手という子もいれば、それは分かっているようだけど、手指をイメージ通りに自在に動かすことができずイライラしてしまって苦手という子もいます。今回ご紹介するような3ピースくらいからの簡単なパズルや、簡単なパズルの要素が組み込まれた、着せ替えのおもちゃやギヤのおもちゃなどを2歳から3歳くらいの時に1ステップ挟んで上げると良いでしょう。
私自身の子育ての実感や、お客さまやスタッフの子育て経験のお話などから、パズル・迷路・知恵の輪という方向に、どんどん夢中になって行く子は、その後理数系の分野が得意になっていくイメージがあります。STEAM教育など理数系の能力が重要視される近年の世情から、お子さんにパズルをやらせたがるパパやママも多いようです。パズルが、あまり得意でなく自分からどんどん夢中になって遊んでいくタイプでないお子さんの場合には、上記のようなスターターの優しい幼児向けのパズルおもちゃを1ステップ設けてあげると、パズルの面白さを理解しやすくなると思います。
幼児期は、その子の得手不得手が際立って見えることが多く、その子が好きなもの得意なものに、どんど遊びが偏りがちです。それ自体それほど気にする必要はありませんが、苦手な遊びも、少し簡単で他の遊びの要素が入っているおもちゃで遊ぶことで、楽しい道筋がついて行くこともままありますので、その子が楽しめそうなおもちゃを選んでみて下さいね。自転車の補助輪のように、1ステップ挟んであげるだけで、楽しくできるようになることも多いのです。「遊ぶ時期が短そう」「直ぐに飽きそうだから」と、その1ステップに当たるおもちゃを省いてしまって、そのせいで、ずっと「苦手」で「あまり遊ばない」と、道を塞いでしまう方が、長い目で見れば勿体無いことかもしれません。
お声掛けしながら、周りの大人が子どもと一緒に遊ぶことが、何より一番の知育です。子どものおもちゃや絵本も、パパやママが、興味を持って楽しく遊べるものを選ぶことが大切です。
PonoLipo 子育てチャンネルでは、毎週基本的に月曜日に新しい動画を上げていきます。2,3日前後することがございますこと、ご容赦下さいませ。1月第半ばまでは、2歳から3歳までの赤ちゃんにおすすめの絵本とおもちゃをご紹介いたします。
動画で紹介されている絵本やおもちゃは、全てPonoLipo Shop 自由が丘で扱っているものです。ご紹介する絵本やおもちゃを参考になさって、動画で解説する条件を備えた類似の絵本やおもちゃを、ご自身のお好みでお選びいただければ幸いと存じます。
※今回の動画でご紹介したブルーの丸い箱のビークルパズルは、クリスマスで完売し、輸入元でも販売終了となってしまっています。DJECOの類似コンセプトの動物のパズルを現在PonoLipo Shopでは扱っています。