現状、19票しかアンケート回収できておりませんが、3~4歳のお子様をお持ちの方で、現在の発語のレベルが、「自分から積極的に大人に今日あったことやお友達のことをお話することができる」から「お友達同士トラブルなくコミュニケーションできる」という安定したレベルにある6名の皆さんが、家庭での日常のコミュニケーション状況についてあてはまる項目を全て選ぶという28項目の質問に関して、全員20項目以上に〇を付けているという結果が出ましたので、2歳以下のお子さまのいらっしゃる皆さんの参考になるものと思い、途中経過をご報告いたします。
リンクの表を見ると、赤ちゃんの頃から、皆さん積極的にお声掛けして抱っこしたり頬ずりしたりスキンシップを取ったりしていることが分かります。6か月~1歳の頃には、絵本を開いてお話したりし始めています。子ども中心の生活ながら、周囲の人や夫婦間、自身の家族との関係も良好で、パパ・ママ自身の外部とのコミュニケーションも活発なことが分かります。
ただ6人中半数しか該当するという回答の無かった5項目を見ますと、このようにコミュニケーションの活発なご家庭でも、難しい局面で話をすること、厳しいことを教える、叱るような局面でのコミュニケーションは苦手なようです。またパパ・ママ自身がリーダーシップを取って子どもと接していくことも、ちょっと遠慮があるようです。
ここは、やはりパパがリーダーシップを取って、厳しい話や難しい局面を引き受けていく中、ママがそれを理解してサポートしていくというような連携が大切だと思います。もちろんその逆の方がしっくりくるご家庭は、ママがリードしてパパが上手くサポートすればよいと思います。楽しいこと、面白いことだけでなく、厳しいこと、難しいことも、力を合わせて乗り切っていくことが、おふたりの子どもを大きく成長させる鍵になると思いますので、パパ、ママ頑張って下さいね。PonoLipo も微力ながらお手伝いして応援します!
◆
うちは、みんなコミュニケーションが苦手で、なかなかこんなふうにできないとお感じのパパやママ、諦めないで下さいね。コミュニケーションは、つまり人間関係で、上手くいかなくなるとどんどん悪循環を起こして煮詰まって苦しくなっていきますが、逆にちょっとしたきっかけで柔らかくなるとどんどん好循環になって円滑になっていったりするものです。リンクの表の項目で、ご自身が無理なくできそうな項目をひとつふたつ選んで、子育ての日常に取り入れてみて下さい。そこから温かく楽しい空気が生まれてきて、気がついたら楽しく家族で会話が弾むようになっているということも多々ありますからね。
お子さまへのお声掛けや働きかけの部分では、もちろんPonoLipoがお手伝いいたしますので、遠慮なくご相談下さいませ。
※この6名のお子さま達の、最初の意味ある言葉2,3語を発語した時期には、10ヶ月から2歳半まで大きなバラツキがありましたことを追記します。最初の発語にバラツキがあっても、3〜4歳にかけて安定したコミュニケーション力を持つようになっているということです。