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<9>日本語と英語どっちが優先?

PonoLipo 島のふくろうさんが、国内外で子育てした経験を通して得た、先輩ママとしてのちょっとしたアイデアやヒントをお伝えするコラム。連載9回目です!

PonoLipo 島 ふくろうさんの子育てアドバイス

<9>日本語と英語、どっちが優先?

 

幼児の頃からバイリンガルとまではいかなくても、英語を聞いたり話したり抵抗なくできるように育てたいと願うパパ、ママは、とっても多いのではないでしょうか。どちらを優先させるべきかといえば、もちろんその子の母国語です。

パパもママも日本人で、お互い同士の会話も周囲の家族や友人知人との会話も日本語であれば、子どもの母国語は、日本語です。パパ、ママのいずれかがイングリッシュスピーカーであれば、夫婦間の会話や子どもへの語り掛けで優勢な言語が母国語となります。この場合両方とも母国語といっても良いようなバランスで、完璧なバイリンガルになることもあれば、いずれか一方の言語が強くなり、もう一方は片言というところにお落ち着くケースも多く見られます。

パパもママも母国語が英語ではないが、夫婦間の会話は英語という場合などは、日本で暮らしていると、かなり不安定な言語能力にとどまってしまうケースもあり、言葉の問題は、皆さんが考えるより深くその子どもの人格形成に関わってきますので、注意が必要です。

言葉の習得は、小手先のことではなく、その子どもの思考回路自体を規定し、感情や情緒を規定し、その子の周囲との関係性までも規定していきます。「日本語が母国語」ということは、日本の社会の中で成長し、その子自身の世界を構築していくのに、大変重要となっていきますので、ご家庭では、まずその子どもの母国語をきちんと意識して、母国語を使って思考し、表現し、関係性を構築していくことを最初に教えていくことが大切です。

単に「あいうえお」ではなく、歴史や風土、自然、建築や衣食住の歴史的変遷、古文から現代に至る文化的変遷、歌舞伎や能、文楽、落語などの伝統芸能、お祭りやお囃子、風習や言い伝えなどの土着文化、和楽器や謡、民謡から歌謡曲・J-POPに至る音楽の歴史、伝統的な工芸や技法、歴史上の事件や人物、水墨画や浮世絵から漫画、アニメに至る庶民文化の歴史的変遷などなど、日本語を教えるということは、小手先の言葉づかいを教えることではなく、つまり「日本」を教えることと、私達大人が改めて意識していくことが大切です。

どのように「日本」を教えていくかは、学校教育ではなく、それぞれのご家庭で、代々の歴史と絡めて教えていくと、その子自身のアイデンティティを確立していくよすがとなっていくと思います。体系的網羅的に教える必要はなく、パパ、ママ自身の体験や記憶、知性と教養、好きな分野、趣味嗜好を中心に、主観的・体験的に教えていって構わないと思います。

アメリカのような様々な人種が集まってできている国では、こうした自身のルーツを意識して、自己を確立し表現していくことが、非常に重要なこととして意識されてきました。昨今のグローバリゼーションが進む世界の情勢の中でも同じように、自分自身を見失わずに生きていくために、こうした意識は大切です。

英語は、そうした「日本人である自分自身」を世界に向かって表現していくツールであり、インターネット公用語です。母国語のように人格の基盤となるものではありませんが、グローバリゼーション時代のビジネスや学問のフロントラインでは、自分自身の考えを他者に伝わるように表現していく能力として必須な言語となっています。また英語で表現する以上、英語での思考回路や表現方法について、経験的な理解が必要となってくるのです。

幼い頃から「なぜ英語が必要なのか」ということを繰り返し伝えていくこと、親子で英語に接する機会を意識して設けるようにして、一緒に学んで使って世界とつながっていくプロセスを共有していくことが大切だと思います。

ひとつ、とても有効なこととしては、英語を聞く機会を幼児期から児童期にかけて豊富に設けることで、英語の発音を聞き分けるお耳を作ることが可能であり、一度作られた聴き取り能力は、その後何年もブランクが空いても、ずっと温存され、将来その子の英語能力の大きなアドバンテージとなるということです。

まずは、無理のないお歌やライム、繰り返しの楽しい絵本などから始めて、子どもと一緒に英語に触れて学んで、それによって視野を広げ世界を広げていく体験を、パパ、ママ自身が楽しんでみて下さい。そうすれば自然と子どもは、母国語を大切にしながら、英語にも馴染んでいけると思います。

PonoLipo Shop 自由が丘では、家族でワイワイ一緒に楽しめるお歌の絵本や図鑑、百科事典、世界の地理の絵本やクイズカード、クラフトなどなど、いろいろな形で英語に馴染んでいけるような絵本やおもちゃを取り揃えています。きっと、これならチャレンジできそう!という、ご自身にぴったりの入り口が見つかるはずです。スタッフが丁寧に絵本などをお選びになるお手伝いをいたしますので、お気軽にご来店下さいませ。

 

 

<次回コラムにつづく♪>