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ふくろうさんの子育てアドバイス<6>幼児期のIT教育

PonoLipo 島のふくろうさんが、国内外で子育てした経験を通して得た、先輩ママとしてのちょっとしたアイデアやヒントをお伝えするコラム。連載5回目です!

PonoLipo 島 ふくろうさんの子育てアドバイス

幼児期のIT教育

ふくろう一家は、息子が3歳の時に夫の仕事で
ハワイに転居しました。

日本にいた頃は、当時私と夫が使っていたMacは、
仕事用ということもあって、息子にはいじらせていませんでした。

けれどハワイへ引っ越してからは、もう当たり前のように
Macを息子にいじらせるようになりました。

 

 

向こうでは大きなパソコンショップには、
子供用ソフトのデモをいじることのできる子供向けのスペースが
店の一番目立つところにあって、いつもワイワイ大賑わいで
順番待ちでした。

絵本のような画面のあちこちを押して宝探しをしていく
仕立ての「パジャマサム」というソフトや、「お猿のジョージ」の
知育ソフトなど、幼い子供向けの良質な入門ソフトも充実していました。

そうした知育ソフトとお絵かきソフト「キッドピックス」を購入して、
息子にも昼間使う時間を制限する形で、Macをいじらせることになったのです。

 

 

こうした幼児向けの良質なPC入門ソフトは、
当時の日本では、なかなか見かけませんでしたが、
今はいろいろと出ているのでしょうか?

けれどパソコンの売り場に子供向けのスペースが
設けられているのは、今でもあまり見かけませんよね。

 

 

ハワイの小学校は、公立の小さな学校でしたが、
パソコン室には、当時最新のiMacが20台ずらっと
並んでいて、パソコンを教えながらメンテする
専門の先生がひとり雇われていました。

ハワイのノエラニスクールで、16年ほど前のことです。

東京へ帰ってきて、こちらの公立の小学校には、
各家庭で使い古した中古のパソコンを寄付したものが
数台あるという状況でしたので、彼我の差に衝撃を受けました。

 

 

今はインターネットの時代ですから、
親も、子供のITリテラシー教育をどうしていくのか、
かなり早い段階から、いろいろ真剣に考えていかないと
先々心配なことも多いと思います。

日本の公教育の、この分野での立ち遅れは、
かなり深刻ですし、学校には頼れないものと思って
家庭で考えていかなればいけないようです。

 

 

パパさんやママさんが、お仕事の現場や趣味などで
パソコンを使っていらっしゃる場合は、それを基盤にして
ご自分の考えを子供が小さい頃から積極的にお話しして、
パソコンやネットとどう付き合っていくのがいいのか
家族で気楽に話し合えるようにしておくことが、大切かもしれません。

 

 

電磁波の問題や、体や眼に負担がかかることなど
身体への影響も考えながら時間を制限しつつ、
良質なソフトを親が選んでいじらせる形で、
3,4歳の幼稚園の頃からパソコンをいじらせることを
少しずつ始めた方が良いのではと思います。

 

 

アメリカでは、サマーキャンプという形で、1~2週間
集中してWEB制作から簡単なゲームのプログラミングまで
幼稚園生から中学生までの間にステップを追って
教えるプログラムなどもあり、全国の大学キャンパスを
使って広く展開されています。

これは、もう15年以上前から展開されています。

息子に体験させたいと、小学校4年生の時に
問い合わせましたら、小学校低学年からの
プログラムを受けていないことと、英語を
日常使わなくなって2年経っているということで、
参加するのは無理と断られました。

小学校4年生では遅すぎるのだなあと
これも、当時ちょっとショックでした。

もちろん、アメリカの子供たち全員が、そのキャンプへ
参加するわけではありませんが、IT教育に力を入れる家庭は
かなり早期に取り組んでいるということは、
心に止めておきたいところです。

 

 

今日は、とっても堅い文章になりましたが、
ふくろうは、このIT教育の日本の立ち遅れ方には
ものすごく危機感を持っています。

まだ小さな赤ちゃんの頃から、どうかパパさん
ママさんで、いろいろお話されて、どのように
していくべきか方針を立てられるのが良いと思います。

周りがしていないから大丈夫ということは、
世界的な状況から見ると、ちょっと違うような気がしています。

 

 

<次回コラムにつづく♪>